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百代草

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あっという間に時間は過ぎて、すでに先週の話ですが
高岡大和デパートの催事で「大樋年雄陶芸展 光明」が開催されました。
19日の土曜日、会場で出される上生菓子を調製しました。

銘は「百代草(ももよくさ)」
「菊」の異称といわれています。
古くから多くの人に愛される菊には様々な異称があります。
齢草(よわいくさ)、千代見草(ちよみくさ)、霜見草(しもみくさ)
契り草(ちぎりくさ)、etc...
他にもまだまだ有ります。

このお菓子の意匠は花びらの形にあります。
針の先を使い、一枚一枚切り出していき
花の姿を描きます。

木型で作る花も良いとは思いますが
私は、こういう作り手の気持ちを込めやすい
雰囲気のある形が好きです。
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by pullnet33 | 2009-09-27 14:27 | お菓子

「浦の秋」

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富山市の赤十字看護専門学校文化祭のお茶会
2日目のお菓子です。
いただいたテーマは定家の
「見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ」

2日とも秋の夕暮れの風情が主題という事で悩みましたが
昨日upしたものは、比較的絞った視野で見た図案。
素材は煉切製で、芯は小豆こし餡。
今日upしたものは広い視野で見た図案で
素材は薯蕷きんとん&栗きんとん製で、芯は純栗餡。

主題が重なっていますが、形、味、色合い
それぞれに多少の変化を付けたので
両日ともお席に入られた方でも
楽しんでいただけたのではないでしょうか♪
2日とも同じようなお菓子では申し訳ないですから。。。

お客様もご主人の方も楽しめるお菓子を作りたいものです。

う〜む。。。
今後も勉強あるのみ!

*先程、顧問の先生からメールをいただきました。
 1日目は「夕べの空」、2日目は「浦の苫」という銘を
 生徒さんが付けられたそうです。
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by pullnet33 | 2009-09-22 16:15 | お菓子

「秋の夕暮れ」

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今月の18日、19日
富山赤十字看護専門学校の文化祭で開かれた
お茶会のお菓子を調製させていただきました。

いただいたお題は枕草子の第1段の秋の部分。
「秋は、夕暮。
 夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、
 烏の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、
 飛び急ぐさへ、あはれなり。
 まいて、雁などの列ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。
 日入り果てて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず」

冒頭部分の情景をお菓子に映しました。
銘は生徒さんが付けて下さって「秋の夕暮れ」(記憶が曖昧ですが、、;)
私が考えていた仮銘は「帰り路」です。
お茶席菓子の銘は主人の方が付けられるのが楽しくて良いかと思います。

気軽に上生菓子にお好みの銘を付けて
季節を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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by pullnet33 | 2009-09-21 19:03 | お菓子

富山新聞セミナー「四季の和菓子」

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教室の様子です。
先日、富山新聞文化センターにて
和菓子教室の第1回目を開催しました。
この教室は全6回(6ヶ月間、月1回)の企画です。
初回ですので皆さんにアンケートに答えていただき
今後の教室の展開に反映させていきたいと考えています。

まず第1回は、お月見団子を家庭で作る方法を
提案させていただきました。
是非10月3日には、御家庭で試してもらえると嬉しいです。
そして「今月のおやつ」は”栗きんとん”
皆さんに食べていただきながら、十五夜や十三夜のお話や
素材の話など、お話させてもらいました。

この企画は「家庭でも作れるレシピ」がテーマの一つですので
「家庭にあるような道具」が必要になりました。
IHクッキングヒーターや蒸し器の付いた鍋、手持ち鍋、等々
普段使わない家庭用製品を揃えてみました。
これが使ってみると、なかなか便利な物もあって
私自身も勉強になっています♪
中でもIHヒーターは便利で驚きました。
頭では理解しているつもりでしたが
「火が無いのにホントにお湯が湧く〜!」って。
なんだかすごく昔の人みたいですが、、、;


来月は皆さんにも、素材の最初の仕込みから
どんどん参加してもらおうかと考えています。
試行錯誤&手探りで進めていますが、
参加者の皆さん達に楽しんでいただける教室にしたいです!
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by pullnet33 | 2009-09-20 22:41 | イベント

Takt オリジナルスイーツ

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「秋色わらび」

以前にもご案内しましたが、情報誌Taktさんとの企画
「Taktオリジナルスイーツ」のお菓子が本日から1ヶ月限定で販売開始です。

お話をいただいた時は、幅広い方の支持を考えて
「和洋折衷」の洋風な和菓子?を考えていたのですが
若い読者の方にとって、この企画が
素材を活かした「本物の和菓子」を知るきっかけになれば。。。と
純・和菓子を極上素材で仕上げる事に決めました。


シンプルな「わらび餅」
素材が全てです。

本蕨粉だけを使って煉り上げた「蕨餅」は、溶けるように軟らかいのに
噛んだ時はプチっと抵抗してきます。
極上の本蕨粉が持つ、ねばり、コシ、風味を楽しめます。

*日持ちがして冷やして食べる、よくある「ワラビ餅」とは原材料が違います。
 本来、蕨は老化が速いので冷蔵は禁物で日持ちもしません。
 ワラビ餅を名乗っていても、タピオカ澱粉や甘藷澱粉製が多いのが現状でしょう。

そして、中の餡は秋を感じる「純栗餡」
栗の実を、上質の砂糖だけで煉り上げた極軟の餡です。

仕上げに京都産「黒寿きな粉」を。
抜けの良い豊かな香りで、お菓子を締めてくれます。


興味のある方は今日(9/10)発売の「Takt」をご覧下さい。
綺麗な写真と、お菓子への素敵なコメントが載っています。

1日に作れる量に限りがありますので、必要でしたら
御注文いただければ嬉しいです。
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by pullnet33 | 2009-09-10 10:01 | お菓子

お彼岸はおはぎ

もうすぐ秋のお彼岸です。
ちょっと前まで暑い日が多かったですが
最近は朝夕、すっかり涼しくなりました。
食欲の秋ですね♪
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おはぎ(こし、純栗、つぶ)

秋はこの三色です。
芯のお米は「新大正」だけを使い、噛む程に味が出るような
米の風味が感じられます。

「粒あん」は丹波産大納言100%で、水漬け、渋きり、本炊き、
蜜漬け、煉りの工程まで3日間かけて炊き上げます。

「こしあん」は北海道産小豆だけを使って自家製餡する
あっさりした甘味と、豊かな小豆の風味が特徴です。

「純栗あん」は栗の実と上質の砂糖だけを使い、
旬の間に仕込んでおきます。濃厚な風味が秋を感じさせてくれます。

お気に入りの味を探してみて下さい。


*秋分の日(23日)までの販売になりますので
 是非一度お試し下さい。
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by pullnet33 | 2009-09-02 19:16 | お菓子