G7上生菓子実演から大阪へ!

気がつけば5月も中旬。
暑い日もあり、初夏の趣きとなってきまして、
店頭にも涼しげな夏の和菓子が揃ってきました。
黒蜜を寒天に練り込み、具材の風味を大切にした
大人のあんみつ「黒あんみつ」
定番の「水まんじゅう」、爽やかな桃の香り広がる
「若桃餅」など、是非お召し上がりいただきたい一品です。
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さて近況のご報告をさせていただきます。
(最近、更新が滞っていて、まとめてUPばかりで申し訳ないです)

まずは最近お引き受けした特別調製菓子です。
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ある方を偲ぶ会でお使いいただくお菓子として御用意させていただいた品で
菓銘は「心寄せて」と「幻」です。

御依頼主からいただいた資料から、大変皆様に慕われる素敵な方だったと想像できて
色々なエピソードから周囲の方々へ、思い、想い、愛、癒し、、、
そんな心を持っておられた方だと感じました。
そこからイメージして寄り添う2つの玉を添えて「心寄せて」としました。

もう一点は銀箔の刷り込みで源氏香の図の「幻」を表しました。
光源氏が登場する最後の巻で、内容も亡き人を偲ぶ場面が続きます。
タイトルの「幻」のもとになっている和歌もそう言った意味合いですので
今回のご参加されるお客様のお気持ちを表す図案として考えました。

この二品は、もう一つ課題があって「TWGの紅茶に合うこと」でした。
「心寄せて」は豆の香りを抑えて、ほんのりレモンを香らせたキントン仕立て。
「幻」の洋館には、隠した風味でシナモンとカルダモンを加えました。
自分としてはマリアージュしたと思っています。
大変難しい課題でしたが、思いを込めて調製させていただき
御依頼主の方からも大変喜んでいただきました。


そして本日の大仕事!!
地元富山で開催されましたG7環境相会合の後の市内視察の中で
お茶席と合わせて上生菓子のデモンストレーションをさせていただきました。
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会場の「内山邸」
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大変素晴らしい建物で、素敵な設えでした。
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お軸は「開径待佳賓」
(みちを開きて佳客を待つ、、だったかな?うろ覚えですいません)
準備を万端整えて佳きお客様をお迎えする。。。
そんなウェルカム!な感覚の言葉でしょうか。

おかげさまで御来場いただいた大臣の皆様にも、
お席と合わせて上生菓子のデモンストレーションを楽しんでいただき
感嘆のお声をいただきました。
最後は取り囲んでいただき、お話もさせていただきましたよ♪

今回もまた強く和菓子の可能性を強く感じました!


そして最後はお知らせです。
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5月18日から23日まで、大阪高島屋さんにて開催される
「第二回 タカシマヤ 日本酒祭」にて
日本酒と和菓子のコラボレーションイベントに登場させていただきます。
http://www.takashimaya.co.jp/base/osaka/pdf/osaka_nihonshu_fes_160510.pdf
同じ富山県の皇国晴酒造さんの真精大吟醸「飛雪(ひせつ)」から
閃きを得た特別なお菓子「晴の菓(はれのか)」も御用意致します。
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まず「晴の菓」という銘は、日本酒というものを掘り下げて考えた時に
お祝いなどの「ハレ」の飲み物であるという事が鍵のように思いました。
そこからお菓子のデザインも古来から吉事に用いられる「松・竹・梅」を用いました。

左から
「常盤(松) 煉切の芯にコク味のあるミモレットを使い、上部の抹茶煉切の深みを添えて合わせます」
「香梅  黄身餡のキントン仕立てで芯には白味噌餡。
ピンクペッパーが卵黄のまろやかさと合わさり華やかな香りを添えて」
「若竹 蒸し羊羹に黒糖と胡桃を入れて野趣ある風味で餡と酒をつなげます」

大吟醸・飛雪の華やかな風味に刺激をいただき調製させていただきました。
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菓銘「晴の菓」はコラボさせていただく皇国晴酒造さんのお名前とも合い、
自分でもとても気に入っています。
ご好評いただけましたら、是非機会を設けて
地元富山でも御用意したいと思いますので、どうかお楽しみに!!



海外の方への上生菓子の実演、
そして日本酒とのコラボレーションと
新しい試みが続きますが、ここで得たものを
いつもご贔屓くださるお客様にお返ししていきたいと思っています!!
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by pullnet33 | 2016-05-17 03:42 | お菓子
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